大学生が読むべき本6選を紹介!メリットや種類についても解説!
「大学生の内に読書をしておくべき」という考えを持っている方は多いかもしれませんね。また、実際に両親や知り合いの社会人から直接言われた方もいると思います。ですが、読書の習慣が無かった方はどのような本を読めばいいのか分かりにくいのも本音ではないでしょうか。
この記事では、大学生が読むべき本の種類や読書をするメリット、オススメの本を紹介するので、読書をしてみたい大学生の方は参考にしてみてくださいね。
大学生が本を読むメリットとは?
読書は誰にでもできるものですが、なぜ大学生にオススメだと言えるのでしょうか?
結論から言うと、社会に出た時に役に立つことが多いからなのですが、大学生に読書をするメリットを詳しく解説していきますね。
また、読書をする前にメリットを確認しておくことで、実際に読書をする際のモチベーションになるので確認してみてください。
知識・教養が身につく
読書をするメリットの1つが知識・教養が身につくことです。これは本に書かれている内容もですが、本の中に書かれている言葉の意味や読み方なども読書を通して学習することができます。
特にビジネス書では、社会に出てから日常的に使われている言葉も書かれていることが多いので、大学生の間に言葉の意味を理解しておくと役立つことも多いですよ。
これまで以上に視野が広がる
読書をすることでこれまで以上に視野が広がることもあります。特に経験談を元にした本では、著者の考え方・行動が擬似的に体験できるので、これまでとは違った視野が見えてくるでしょう。社会に出てからの他人との考え方の違いを理解するためにも、視野を広げておくことは重要なことです。
新しいアイデアが思いつく
読書を通して、新しいアイデアが思いつく可能性があるのもメリットの1つです。新しいアイデアだけでなく、既存サービスを応用したアイデアを思いつくことも実際にあります。本を通して、自分のビジネスを立ち上げた人も多くいるので、自分で何かをしていきたい方にも読書はオススメになります。
大学生が読むべき本の種類とは?
一般的に本と言ってもたくさんの種類があり、どの本を選べばいいのか分かりにくいと感じる人もいるかもしれませんね。そこで、大学生が読むべき本の種類を3つ紹介するので、参考にしてみてくださいね。
小説
小説は、これまで本を読む習慣が無かった方にオススメの種類です。これから紹介する自己啓発書やビジネス書などと違い、読みやすいのがメリットになります。
最近では、ライトノベルなどの読みやすい本もたくさん販売されているので、読書を始めるきっかけとして読みやすい小説はオススメですよ。
自己啓発書
自己啓発書は、自分自身の能力向上や成功のための目的が書かれている本の種類です。別の言い方ではマインドセットともいいますね。
自己啓発書を読むことで、これまで考えていた価値観の方向性が変わることがあるので、自分自身に迷いや悩みがあった時に自己啓発書を読むのがオススメになります。
自己啓発書の多くは、実際の成功談を元にした、成功に必要な方法が書かれている内容なので、自分に適した内容を知識として取り込むことで成長に繋がりますよ。
ビジネス書
ビジネス書は、実際のビジネスに活かせる手法が書かれた本です。「大学生の内に必要なさそう」と感じる方もいるかもしれませんが、ビジネスの基礎を確認しておくことで、就活時に面接やエントリーシートなどに活かせることもあります。内面的な成長に効果のある自己啓発書と合わせて読むことで、より効果的な読書ができますよ。
大学生が読むべきオススメの本:小説
最初に大学生の内に読むべきオススメの小説を紹介していきますね。今回は伊藤計劃の「ハーモニー」と太宰治の「人間失格」を紹介します。
ハーモニー
「ハーモニー」は伊藤計劃の著書。人によって管理された近未来の世界を描いたSF小説になります。
この本は読み手によって、感じ取れる内容が違うのが面白いポイントです。同じ小説でも人によって小説から伝わった内容が異なるので、読み終わった後に意見交換するのもオススメですよ。
文字数は多いですが、すらすらと読める内容になっているので、本に苦手意識がある方は、ぜひ読んでみてくださいね。
人間失格
「人間失格」は太宰治の名著。有名な本ですが、読んだことがない方も多いかもしれませんね。
この本は、人間関係における悩みや感情をメインテーマしている小説なので、悩みが多い現代人にも感情移入しやすい作品となっています。
太宰治はこの「人間失格」を執筆後に自ら命をたっており、自分の人生を描いた本であるとも言われているので、実際に太宰治がどのような思いで生きてきたかを感じ取ることができますよ。
大学生が読むべきオススメの本:自己啓発
自己啓発書のオススメは、スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」と岸見 一郎、古賀 史健の「嫌われる勇気」がオススメです。
7つの習慣
「7つの習慣」はスティーブン・R・コヴィーが執筆した書籍。自己啓発の頂点とも呼ばれており、世界中で読まれている本になります。
本の内容は、仕事や人間関係で成功するための習慣を7つに分けて紹介しています。それぞれにおける習慣で実例や応用方法が解説してあるので、自分の生活に合わせて活かすこともできます。
少し文字数やページ数が多いですが、身に付けられるスキルは役に立つものばかりなので、大学生の内に読みたい一冊になりますよ。
嫌われる勇気
「嫌われる勇気」は岸見 一郎 と古賀 史健が執筆した、アドラー心理学を物語形式で解説した内容になります。
アドラー心理学は近年注目されている哲学思想で、「どのように人生を幸せに生きるか」という難しい問題を「嫌われる勇気」ではシンプルで簡単に解説しています。
人間関係にフォーカスした内容なので、社会人になっても活用できることが多いですよ。
大学生が読むべきオススメの本:ビジネス
ビジネス書のオススメは、山岡 道男、淺野 忠克の「アメリカの高校生が読んでいる資産運用の教科書」と堀江貴文の「多動力」が大学生にオススメの書籍です。
アメリカの高校生が読んでいる資産運用の教科書
「アメリカの高校生が読んでいる資産運用の教科書」は山岡 道男と淺野 忠克の著書で、お金や資産運用の基礎知識が書かれている本です。
本の内容は、アメリカの高校生が学んでいる社会や経済におけるお金の役割から資産運用の方法などを日本人向けにアレンジしたものとなっています。
本のタイトルには、「高校生が読んでいる」とありますが、金融知識が分かりやすく身につくので大学生にもオススメですよ。
多動力
「多動力」はホリエモンとも呼ばれる、堀江貴文の著書。この本は、新しい働き方を提案した内容となっており、これからどのようなキャリアを築いていこうか悩んでいる方にオススメです。
本の中では、自分なりの強みを活かして働く方法も詳細に解説してあるので、会社に縛られず自由に働きたいと考えている方にも、キャリアを考えるきっかけになりますよ。
まとめ:読書はリターンの大きい自己投資です
読書は自己投資の1つとも言われ、リターンの大きい投資になります。本1冊も1,000〜3,000円ほどで購入でき、本の内容から浮かんだアイデアで学生起業する方もいるので、夢がありますよね。早い内に読書の習慣付けておくことで、本を読むことが苦でなくなると思うので、ぜひ時間に余裕のある大学生の内に挑戦してみてくださいね。